長い雨が上がってお日様が顔を出しました。大きな水たまりも出来ました。そこへ、いろんな動物達がお散歩にやってきます。
人形はフワフワの真綿を入れた人形達です。少人数の上演会の時は触っていただいて遊んで帰っていただけます。乳児さんと保護者の会等、赤ちゃんにも楽しんでいただいています。
原作:いとうひろし(すずき出版)
ピアノ:TOMO
パンダのパンくんは郵便屋さんの見習いです。ネコのニャンちゃんのおばあちゃんに頼まれて、ニャンちゃんの家までの遠い道のりを配達に出かけます。無事にお手紙を届けられるでしょうか?
デコボコ道や池などいろんな道を進んで行きます。その都度パンくんは進めなくて困ってしまいますが、いろんな友達に助けてもらいます。どんなに困難にあっても真っ直ぐにその道を行く姿。困っているパンくんに手をさしのべてくれる周りの友達の様子。困った時は「困ったなあ・・・」と言って良いし、みんなさりげなく手助けして生きていけたら良いなあ・・大丈夫。大丈夫。何があっても大丈夫だよ!「おたがいさまさ!」と言う思いを込めて作りました。
いろんな場面、いろんな動物達が登場しますので乳幼児さんから楽しんで頂いています。
少人数の上演会では人形を触って遊んでいただけます。
☆パンくん観劇後、登場した場面のミニ舞台を使って人形劇あそびをしたり、パンダの紙袋人形を作るワークショップもございます(写真はさわれる人形劇あそびやワークショップにて)
原作:ひみちゃたいオリジナル
音楽:魚谷尚代
ケンちゃんりんご園から遠い街に出荷されたりんごちゃんですが、りんご園の男の子ケンちゃんと、「病気のおじいちゃんに食べてもらう」約束をしていました。
その約束を守ろうとりんごちゃんはパテェシエから逃げ出し、おじいちゃんの所に帰ろうと走り出します。
途中で色んな動物に食べられそうになりながら一生懸命に逃げます。そして無事にりんご園にたどり着きます。
子ども達は追いかけっこが大好きです。りんごちゃんが一生懸命コロコロ転がって、自分で考えて逃げ切っていく姿に子ども達はハラハラドキドキ応援してくれているのを感じます。
2022年新作です。
原作:ひみちゃたいオリジナル
音楽:魚谷尚代
♬かくれんぼしてるのだ~れ?もういいかい?ま~だだよ♬
歌に合わせていろんな動物がかくれんぼしています。どんな動物がかくれているかな?
小さい子ども達は、うんちが出たら「おしりふいて~」とおしりを向けてやってきます。
そのおしりの可愛いこと♡
そんな子ども達からヒントを得て作った作品です。いろんな動物の子ども達がおしりを向けてやってきます。さてどんな動物がやってくるでしょう?
あてっこ遊びの楽しさもお楽しみください。
出てくる人形の数によって上演時間が変わります。
昔話「しょじょ寺のたぬきばやし」「ばけものつかい」を元にしています。
古寺に住み着いた子だぬき達のもとに新しい和尚さんがやってきます。たぬき達はすみかを守るために和尚さんを次々と追い出そうとします。
お寺にやってきた3人3様の和尚さんとたぬき達とのやり取りは滑稽で子ども達は大喜びです。
又、たぬきの化けたお化けや、たぬきの事も受け入れてしまう3番目の和尚さんが見どころで、我々もこの和尚さんのような心の広い人間になれたらと、また、世の中に3番目の和尚さんがあふれてくれることを願って上演を続けています。
京都のことばで語ります。
心優しい念仏ばっさはケガをしたすずめを大切に看病します。すると、お礼にすずめから宝ひょうたんをもらいます。それを見た欲張りばっさは…。
昔話「舌切り雀」の原型と言われている作品です。
戦後現代人形劇、幼児教育に尽力された故家田隆現氏の人形劇脚本集より。
家田隆現氏のおおらかであいらしい人形劇に憧れて、チュンカラチュンカラと可愛くすずめが飛びます♬
「おもろい人形芝居」(家田隆現著・高文堂出版)より
むかしむかしあるところに 貧乏でしたがたいそう心の優しいおじいさんとおばあさんがおりました。で、はじまる昔話。
おじいさんが山仕事へ行くと、どこからか「はっけよ~い のこったのこった」誰かがすもうをとっています。「まさか天狗の子どもか?」おそるおそる声のする方をのぞいてみたおじいさん。そこで見たのは、庄屋さんのところのデカ助とおじいさんのところのチビ助でした。チビ助ねずみは、おじいさんの家に食べる物がないのでお腹がすいていて負けてばかりいます。それを見たおじいさんは、おばあさんと相談をして自分たちの食べる少しのお米でお餅をつくって、チビ助ねずみを応援します。さてさて・・・。
子ども達は、おじいさんとおばあさんのほんわかシーンやねずみ達がすもうをとるシーン、それからねずみ達がお餅を食べるシーンが大好きです。
とってもほのぼのした優しいお話です。
ご存知おおきなかぶのお話です。
おじいさんがカブの種をまきました。日照りにも負けずたった1つ大きく育ちました。
おじいさん、おばあさん、孫のマーシャ、犬のワンスカ、猫のニャンスカ、ねずみのチュ―スカ、みんなでおおきなかぶをぬきます。
お話を知らない子ども達はリズムに乗りながら。お話を知っている子ども達は掛け声をかけて応援してくれます。みんなで一緒に「うんとこしょ!どっこいしょ!」
人形達の土台は木彫りで布張りです。
ブー兄ちゃんプー兄ちゃんピーちゃんの3人は、よ〜く食べてよ〜く遊んでよ〜く寝たので元気に大きく育ちました。
そして、お母さんから「自分の力でご飯を食べて自分の力でお家を建てるんですよ」と言われ、それぞれの家を建てます。
そこへ、はらぺこオオカミがやってきます…。
ご存知3びきのこぶたをひみちゃたい風のボケとツッコミでお楽しみください。
なかよしの2人が今日もまたけんかもしながら、かくれんぼやおすうもうしたりなかよく遊びます。
人形劇の世界ではとても有名な作品です。原型は70数年前からあります。使用する人形の個性で雰囲気が変わります。
母ぐまからはぐれた子ぐまが炭焼きのおじいさんと出会って一緒に暮らすことになりました。
ある日おじいさんがケガをしてしまい、子ぐまが1人で街まで薬を買いに行くことになりました。途中で狩人に見つかってしまいます。無事に薬を買って帰れるでしょうか???
子ぐまは「ガオガオ」としか話せません。でも出会ったおじいさんや子ども達は一生懸命「子ぐまが何は言いたいのだろう?」と子ぐまの声に耳を傾けて仲良しになります。
誰もが安心して優しい気持ちで暮らせる世の中でありますようにと思いを込めて作りました。人形は木、張り子、木くず粘土などで製作しています。(2020年冬から上演)
原作:『百匹のくまさん』川崎大治・作(『ね、おはなしよんで』童心社刊より)
音楽・魚谷尚代
さくらんぼのさくちゃんが鳥に連れ去られてしまいます。仲良しの、らんぼ君が泣いていると、いろんな生き物がやってきて自分では動けないらんぼ君を助けてくれます。最後はさくちゃんに会えるでしょうか??
擬音(オノマトペ)で会話します。
20年前、私たちが徳島県に住んでいた時、家の近くにさくらんぼの木がありました。その実を人間も鳥も採って食べて…捨てた種から芽が出て…引っ越してきた私達に親切な人々。自然豊かな徳島。そんな中で出来上がったオリジナル作品を人形・音楽をリメイクして生まれ変わりました。
人形等は「古くなったり捨ててしまおうかな~?」と言う衣服小物等をリサイクルして作っています。
人形製作:しみずちか(パペット工房Gokko)
音楽:魚谷尚代
キツネのコンちゃんの人形を紹介しようとしますが、ふざけん坊のコンちゃんはなかなか出てきてくれません。おっちゃんは手を変え品を変えコンちゃんを捕まえようとしますが…。
人間と人形の掛け合いで、小道具もないパントマイムのように進みます。「コンちゃん」大人気です。
原案:人形劇団京芸
夏の暑い暑い日。チシャのたいたんを食べたネズミのお父ちゃんがお腹をこわして倒れてしまいます。小さいチュウ助はお父ちゃんを助けるために医者さんの所に必死で走ります。
落語の中の登場人物は「そんなアホな」と言うことを真剣に言ったり行動しながらも、その時その時を懸命に生きています。それが面白すぎて滑稽でにくめないものです。
この「夏の医者」は小さい子ども達にもとっつきやすくするために、登場人物を動物にしています。
小学生に大人気!!!!お腹を抱えて床をたたいて笑ってくれます。
古典落語「夏の医者」より
愛媛県松山市に六角堂と言うお寺があります。
この六角堂の榎の木にいたずらだぬきが住んでおりました。日々人々はそのいたずらたぬきに困り果てていました。
このたぬきが「六角堂だぬき」としてどうしておまつりされるようになったか?と言うお話。
愛媛県松山の昔話より
うさぎのおばあさんが家に遊びに来て、メガネを忘れて行ってしまいました。
「おばあちゃん困ってるよーーー」と、くまくんがおばあちゃんの所に届けに出かけます。
さてさて、無事に届けることができるのでしょうか?オリジナル作品です。
ピアノ:TOMO
京都の御所の北にあります相国寺の中に「宗旦稲荷」と言うほこらがあります。
このほこらのいわれとなるお話です。
相国寺の竹林の中に住んでいた白ギツネは人間に化けてやってきます。化けギツネですが、とっても可愛いキツネで、みんなに愛されていましたが・・・・最後はちょっぴり悲しいお話ですが、このお話を知ったら相国寺にキツネに会いに行ってみたくなること間違いなしです♬
京都の昔話より
絵:あさくらこん
東日本大震災の影響で関西に避難されてきました親御さん達からの聞き取りを元に、「どうして避難しなければならなかったの?」と言う子どもさんの質問に答える作品です。
監修・橋本陽子 絵・MIKI
とても元気なでんでん虫くんはお母さんの言うことをきかないで、からを外して早く走る練習をしていましたが、からをなくしてしまいます。
さてさて…でんでん虫のからが外れないわけは…?
「人形劇いりませんか~」と言って人形劇の屋台を引いて街を歩きます。
「人形劇見たい!」と言うお客さんがあればどこででも人形劇を行います。バザーや野外のイベントでもOK!
自由にさわって良い人形達を用意します。
簡単な舞台で人形劇ごっこができるコーナーをつくります。
バザーやイベント等でも行っています。
紙袋等を使って簡単な人形を作ります。
顔や耳や手はノリで貼って、目や口などは自由に描いていろんな装飾も自由につけて、遊んでみてください。
「いいだ人形劇フェスタ」でいただいたアンケートの一部です。